「あなたの言葉は生きてるか？」
と言われるとどうでしょう？
僕はコーチ養成講座をしたり、
起業の、特にコーチング、コンサルタント、
カウンセラー、ヒーラーなどの、
アドバイザリー、
つまり言葉で相手に影響を与えて、
人生の変容を促す方の
サポートをたくさんさせていただいて
います。
そのせいか、言葉にはとても
敏感で、
言葉を読んだだけで、
そのかたが今どのぐらい
解放されてるのか、
あるいは借り物のカリキュラム
なのか、実体験が伴ったものなのか、
わかったりします。
本当に生きた言葉とは、
同じ内容を言っていても
少し表現が違ったり、
その人の人生経験を通じて
でしか出てこないような
ものになっている。
だからこそ、同じ内容を
教えていても、
「その人でなければ
いけない理由」
つまり、
選ばれる理由
というものが、
”生きた言葉”を通じて
生まれてくる。
特に、アドバイザリーな職業、
コーチコンサルカウンセラー
占い師、ヒーラー、
など数年前よりずっと増えてる
からこそ、
メソッドの違い
で差別化するのは難しく
なってきていて、
言葉の違い
つまり
人生観の違い
で差別化する時代に入ってると
感じています。
今日のセッションも
”集客が思ったように
すすまない”
というお悩みから
掘り下げていくと、
そんな風なお話に
なりました。
人生観の違いを言葉で表現
するためには、
”あなたなりの世界の切り取り方”
を言語化する
というのがコツです。
例えば、
内観
というワード。
これを、
自分の内側を観る
と定義すると、なんか普通っぽい。
いかにも百科事典から
とってきたかんじで、
生きてる言葉の感じがしない。
でも、
内観
を
本当の意味で自由になること
と定義すると、
「ん？どういうこと？」
とか
「なるほど！」
とかなんか感情が動き出す。
上記の内観、という言葉の例でいうと
まさしく僕もそう定義したくて、
内側の自分を観る、言葉にする、
感じてることを書き出す、
認める、受け入れる、
ということをずっとやってきた
結果、
本当の意味で人生は思い通り、
すべては自分が引き起こしていたこと
というのが腑に落ちて、
だからこそ、
他責にしていたことも
自責にでき、
コントロール権が自分に返ってきて、
本当の意味で自由になった
と感じています。
だから内観することは、
本当の意味で自由になること
っていうのは
僕の内観経験を通して
その言葉に命が宿ったものとして
表現したもの。
こんなふうに、言葉に息吹を
吹き込んでいく。
だからね、傷さえも力になる。
普通傷は見たくないもの、
傷つきたくない、嫌なもの、
なければよかったものって
思うかもしれないけど、
傷こそが味になる。
傷ついた自分だからこその
世界の切り取り方がある。
最初から無条件に世界を
信頼している人と、
疑い切った後に信じられるように
なった人では
言葉が違う。
どちらが偉いとかじゃないけど、
傷こそ味。
なくてよかった瞬間なんて
１秒たりともない。
もやもやしたことも
進めなかったことも
喧嘩したことも
傷ついたことも
傷つけたことも
悩んでうまくいったことも
いかなかったことも
得てきたことも
失ってきたことも
全文全部全部の瞬間が
あって、今の自分が
できている。
今の家族でなければ
今の友人関係でなければ
今の職場でなければ
経験できなかった
ことがある。
それが傷だろうが喜びだろうと
全てがあなたの魅力に変わる。
あなたの代わりはいない。
本当の意味であなたの代わりになれる
人なんて一人もいない。
双子だろうと仕事が同じだろうと
出身地が同じだろうと誕生日が同じだろうと
考え方が似てようと
一秒単位で同じ経験をした人は
いないし、同じように世界を切り取った
人もいない。
あなたがあなたで
あることこそが魅力。
それを言葉にすることを
偽らないこと、
妥協しないこと
これが大切。
フランチャイズビジネスでは
ベネフィット重視で、
”何がお役に立てますよ”
というのがマーケティングの
常識でした。
でも、個人でやってる
個人でブランディングしてる
アドバイザリーにとっては、
”私が私であることに妥協しないこと”
こそが魅力になり、お金になり、
豊かさになるんだと思う。
魅力は五行で土のエネルギー。
掘って掘って掘りまくると
金脈になる。
何かを足して魅力にするのではなく、
すでにあるものに気づくこと、
そして自分の人生経験を価値だと
気づくこと。
そして気づいたら言葉にすること。
ぜひ今まで以上に繊細で
丁寧に言葉にしてみてくださいね＾＾
