覚悟

被害者意識、べき思考脱出法

「王もって三駆(さんく)して
前禽(ぜんきん)を失う。(水地比)

 

という易経の言葉をご存知でしょうか?

 

殷(いん)王朝の初代の王である
湯王(とうおう)が
狩りの獲物を追い込んだ時、

「残りの三方は囲んでおいて、
一か所だけ自由に逃げることが
できるようにしなさい。
それでもかかる獲物はいただきましょう」

といったことに由来する言葉

だそうです。

 

つまり、八方塞がりじゃなくて、
逃げ道用意しておきましょう

ってことなんですよね。

 

で、それで逃げるならそれもよし、
逃げないならそれもよし

と捉えています。

 

これって、獲物に対しての
例えですが、

自分自身に対しての言葉でも
あるなあと感じています。

 

これからお伝えしていく、

アウェイクニング

という講座は、

反応から選択へ視座を上げる

という考え方を大事にしています。

 

やらなきゃ、べき、
しなければ、
しょうがない、

と自分をやりたくもないのに、
八方塞がり状態に追いやって、

他の選択肢を持たないままだと、

選んだ、

ではなく

選ばされた

と他軸で、被害者意識に
入りやすくなります。

 

やらなくてもいい

という選択肢、

つまり上記の例えで言うと、

獲物に逃げる隙を与えておいて

それでも、やる、を選択すること

が大事になってきます。

 

むしろ、やらなくても良い、

という選択肢がなく、決めたこと、

その選択という可能を視野に入れずに
決めたことに関しては、

視野狭窄、

一歩間違えると、

自己犠牲している気分

になったりします。

 

本当の意味での選択とは、

やらなくても良い、という状況、

やらないこともごもっとも、

やらなくても悪い訳じゃない、

やるもやらぬも同じ選択肢の中に
入れて、

それでもやる、を選択した時に、

初めて、自軸でやる

という状態になれます。

 

なので、他軸にならないコツは、
被害者意識で苦しまないコツは、

やらなくても良い、

やらないことに対して、
悪ではない、という判断基準を持った上で、

どちらを選ぶか

を選びきった時に、

自軸になります^^

 

ちょっと言葉が難しいけど、

まあ、要するに、

自分を八方塞がりに追い込むと
他軸っぽくなりやすいよ

ってことでした^^

 

反応から自軸で選択
となると、本当に気持ちも
行動も楽になります。

 

やらなければというエネルギーだと
しんどかった同じ作業が、

自軸でやるを選択した瞬間に、
一気に楽になる。

 

今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました^^

 

いつもあなたを
応援しております^^

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