目覚め

産んでくれてありがとう

約4年前の誕生日に初めて
両親に言えた言葉がありました。

 

それは、

 

「僕を産んでくれてありがとう」

 

実際に言葉に出してちゃんと伝えた
のはその時が本当に初めてでした。

 

両親ともすごく照れていたのですが、
言えてよかったな~と感じております。

 

かつての僕は、

”両親がしてくれなかったこと”

にフォーカスがいっていました。

 

「こうして欲しかった、
こう接して欲しかった」

 

もちろん頭では100%当時の自分に
答えることはできない
(なんなら両親が僕を産んだ年齢は
今の僕より若かったし)

 

だけど、子供というのはついつい
親に対して理想を見がちだし、

一番身近な存在だからこそ、理想像を
押し付けがちになる。

 

当時の自分の

「こうして欲しかった」
「ああして欲しかった」

というのは、自分の本当の気持ちや
願いを知る上では大事だし、

自分の気持ちに蓋をしない、

という点では大事。

 

親子関係を聞いていると、中には、

虐待をされたり、性的にひどいことを
されたり、

自分の親の面倒を見るよう祖父母に
諭されたり、

まあホントいろんなエピソードが
あります。

 

だから、一概に親に感謝しろ
というのは難しいとは思う。

 

だけれども、自分の命に今感謝できてる
としたら、

”この世に産んでくれたこと”

には感謝ができるかもしれない。

 

今あなたは生まれていろんな経験をして
このメルマガにたどり着いて、
読んでくださってると思うけど、

生きて今日までいろんなことを
経験できていること

そのこと自体に感謝ができれば、
命に感謝ができ、

自分の命に感謝ができれば、
産んでもらったことに
感謝ができる。

 

昔仏教を習得した!という人に、

「この世の本質は苦」

ということを言われたのがですが、

お釈迦様が言いたかったのは、
そういうことではないと
個人的に思っていて、

苦すら愛おしい

生きていること、体験できること、
どんな体験もこの肉体が命が、
あるからこそ体験できる

というのがあると思っています。

 

以前ある方がシェアしてくださった
話なのですが、

そのかたは骨折をされたのだそう。

 

で、ひどく落ち込んでいたらしいの
ですが、回復をしてきた時に、

お医者様にぎゅっと手を握られて、

「先生痛いです」

と言うと、

「そうだよ、痛いんだよ、
痛いってことは生きてるってこと
なんだよ」

と言われ大変感動したそうです。

 

僕もこの話を聞いてとっても
感動しました。

 

命あるからこそ苦しみだって
感じられる

 

そう言う意味では苦しみだって
自分を生かそうとする愛の一部

 

だからこそ命あることに感謝、
産んでくれてありがとう、

そして祖父母にも父母を産んでくれて
ありがとう、

そしてそのまた先祖にも、脈々と命を
続かせてくれて、

今の自分というものを存在させて
くれてありがとう

 

いろんな経験をされてきた方が
いて、一概に感謝しろというのは
難しい。

 

でももし言える人は、
ご両親に、

「産んでくれてありがとう」

それを直接言ってみては
いかがでしょうか。

 

手を合わせて思うだけでも
不思議と自己肯定感が上がると
思います^^

 

ぜひチャレンジしてみて
くださいね^^

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