目覚め

進撃のやじろべえ

ここ2ヶ月ぐらい、うちの塾で
毎日朝会が行われて、

僕は毎回でるわけではなく、
任せてるのですが、

一参加者として僕も今日は
出させていただきました。

 

そこで話に出たのが、

「自分はダメなやつ」

と解釈をしているのが
わかっていて、

それでもそれを頑なに
外したくない、

とおっしゃっていた女性が
クローズアップされていました。

 

その体感覚を聞くと、

やじろべえみたいなおもりを
ヘルメットの上からぶら下げていて、

それは、

やるべきことという重圧と
できなかったらどうしようという重圧

という2つのおもり。

 

そこに、

どうせ私なんて
何もできない自分への罪悪感
自分の能力への暴言
親としての自分を責める暴言

などなど、いろんなものを
乗っけていました。

 

2つのおもりだけでも大変なのに
ずしんずしんと歩けば歩くほど、
めり込む足。

そして、おもりが重すぎて、
顔も上げれずしたばかりを見ている。

 

そんな世界観の方でした。

 

ブロック解除、マインドブロック外し、
マインドを整える、

上記を行うためには、
まず一旦、クライアント様ご本人が、

現状をどう感じてるか
どういう世界観を生きてらっしゃるか

を五感で

出していくことが重要になります。

 

そうやって世界観を味わっていくと、
見えてくるものがある。

 

今朝もそうでした。

 

やじろべえの世界観を味わっていくと、

ひょっとすると、そのやじろべえの
おもりがシェルターがわりになって、
自分自身を守ってるのでは?

という話になりました。

 

罪悪感、自分責め、私なんて、
母親失格、
仕事の能力がない、

等々、これらは自分を守ってくれる
シェルターだったんだ。

 

そして同時にサナギの外側でもある、

ということ。

 

幼虫がサナギになって、
蝶になるとき、

サナギとしての自分の中身はドロドロです。

 

変われるのかな、大丈夫かな、とか
言いながらも硬い皮で守られながら、

自分自身をドロドロに溶かす作業。

 

それをやってるんだな、というのが
見えて、

「自分が蝶であることが
どこかでわかってたんだね」

という話になりました。

 

一般的な心理学では、

自己否定はしないほうがいい、
とか
自己肯定感を上げましょう、
とか

言われます。

 

ですが、本人がそれをする
ごもっともな理由があるから
ただやっている、

というのがあるとすると、

本人がどういう世界観で、
自己否定していて、
自己否定とは本人にとって
何か

を定義しなくてはいけません。

 

上記のケースの場合、

自己否定=シェルターのように
自分を守ること

であり、

自己否定=蝶として美しく飛ぶために
自分をドロドロに溶かす作業

とも言える。

 

こう考えると、自己否定も悪くない、

悪くないからこそ、自己否定しても
それが苦しくなくなるし、

結果的に、自己否定をし続ける必要も
なくなる。

 

そもそも自己否定が終わらない根本原因は、

こうすべき

なのにできてない

があるからなので、

”こうすべき”がなくなれば、

つまりどうあっても悪くない

が発動すると、自己否定の起きようが
なくなってくるわけです^^

 

こんなふうに本人の内面世界を正確に
共有していくこと、

がセッションでは大事、ですね^^

 

これを読んでくださってるあなたは
今どんな内面世界を生きていますか?

 

ぜひ言語化してみてくださいね^^

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