最近、夏至に向かって、どんどん
どんどん自分の中が解放に向かって
います。
なんかそういうイベント多いし、
セッションでもそこを扱って
いただくことが多い。
僕らアドバイザリーの仕事は、
過去に想いを馳せたときに、
念として残っているものを
いかに完了させていくか
が勝負だと感じています。
「◯◯して欲しかった」
「本当は◯◯って言いたかった」
「本当は◯◯って感じていた」
など、
なんらかの理由で、
”自分の本音を殺した”
あるいは、
”どこかで折り合いをつけた”
”諦めた”
ことに対して、念って残ります。
平たくいうと、
納得してないのに、
自分自身を納得させた、
城ノ石ゆかりさんの言い方を
借りると、
”未処理の感情”
が残ってる、
ということになります。
そういう時ってね、
ぶっちゃけ、
飽きるまで味わえばいい、
感じきればいい、
キレてみればいい、
って思います。
例えば許せない相手が
いるとして、
許せないこと自体はもちろん
悪ではない。
だけど、どこかでもう折り合いを
つけて進みたいけど、
許せない
だから苦しい、となる。
そうすると例えば、
直接相手と対決することは、
よりドロドロになるので
おすすめしないけど、
椅子を二つ用意して
空っぽの椅子にその人が座ってると
イメージして、
スッキリするまで罵詈雑言を
浴びせてみればいい。
この時大事なのは、
”自分がどうしたかったのか”
を見つけること。
正しさで相手をねじ伏せて、
自分の正しさを証明したかったのか
相手を打ちのめしたかったのか
わからせたかったのか。
僕は穏やかでキレない人、として
認識されがちですが、
僕自身、正しさを押し付けようとする
癖ってめっちゃあります。
昔、起業したての頃に、それを
やっちゃって、
なんて視野が狭かったんだろう、って
思います。
実際に相手を完膚なきまでに、
言い訳できないほどに追い詰め、
頭を下げさせ、それでもなお
罵詈雑言を浴びせ、
屈服させ、
と一通りやりました。
でも、
別にお金が返ってきたわけでも、
スッキリしたわけでも、
解決したわけでも
ありませんでした。
むしろ残ったのは、
虚しさ・・・。
俺って何がしたかったんだろう、
相手を追い込んで、
自分の正しさを証明して、
相手より優位感を感じて、、、
なんて小さいんだろう、
だせえ。
相手を屈服させる、という願いは
叶ったはずなのに、
虚しさしか残らない。
相手を殲滅したところで、
後味の悪さが残るだけ。
そんなことを体験したから、
実際に相手にぶつけるのは、
虚しさしか残らないよ、とは
お伝えしています（苦笑）
あくまで僕の体験だけど、
僕はわかりたかったんだと
思います。
自分の主張する正しさ、
相手を屈服させたい自分自身、
悪をのさばらせてはいけない、という正義感
そして何より、
相手に虐げられた、
ひどいことされた、
と被害者意識を感じている自分自身
のことを。
これも僕の持論ですが、
実は傷つけられた側よりも
傷つけた側の方が傷ついてる。
ナイフを振り回し、刀で切るたびに、
身体ではなく心が痛む。
誰かを傷つけるのは、誰かに
孤独な自分、誰にもわかってもらえない
自分をわかってほしい
というSOSに他ならない。
攻撃、ってしんどいことだと
感じるんです。
パンチされた側は痛いかもだけど、
パンチした側の拳は
もっと痛いかもね。
そんなことに思いを馳せると、
どれだけ、その人が、
正義感という名の呪縛に
苦しめられてきたか、
ということに心が痛む。
あくまで僕の体験ベースです、
が、僕はかつてそうだったから。
本当は裁きたくなんてないのに、
いちいち出てくる鬱陶しい
自分の正義感と
それを執行せずにはいられない
自分の小ささ、醜さに
反吐が出る。
と僕は僕自身に対して感じて
きました。
そして実際に完膚なきまでに
叩きのめす、ということを
やってしまった
が故に、
もうやめよう
と決めれた、
と感じています。
今の僕だったら多分、
ぬいぐるみ相手とかにそうやって、
不満や攻撃したいことを吐き出し、
ぬいぐるみを殴って、
（ぬいぐるみさんごめんなさい＞＜）
そして、
”本当に自分自身に聞いて欲しかった
自分自身の主張”
に耳を傾ける。
結局分かりたいんだよね、
いろんな体験を通じて、
自分自身の奥が訴えてることをさ。
だから全ての経験は宝だな～。
なんか昔を振り返りながら
しみじみ書いてみましたが、
いかがでしたでしょうか？
あなたの前により進むきっかけに
なれば嬉しいです＾＾
